2020/12/21
Windows用のハングル入力アプリ「ハングリン」Ver 10.8を公開予定です。今回のバージョンアップでは日本の漢字からハングルに変換するツールを入れました。以前に入っていた物の改良版です。例えば「不」に該当するハングルは「부」「불」がありますが、後ろが「ㄷ」または「ㅈ」初声の後の場合「부」、それ以外は「불」というルールがあるので韓漢字からハングル変換時に判断するようにしました。
[お知らせ]
※ベクターのライブラリページはこちらです。
●今回はマイナーバージョンアップです。
Windows用のハングル入力は標準の韓国語IMEが主流ですが、入力エリアで文字を組み立てるので、子音や母音、パッチムを正確に覚えていないと入力できずちょっと大変だと思います。
ハングリンは、子音と母音を指定して表示される候補の文字を見ながらハングルを入力できるのでとても楽です。また単語帳機能や学習機能、ハングルの読みを得る機能なども付いて、慣れればきっとお役に立つと思います。よろしくお願いいたします。
【特徴】
[主な用途]
[補足]
Windows 7で使用する場合は、マイクロソフトのサイトから「游ゴシック・游明朝フォントパック」をダウンロードし、インストールする必要があります。無料です。
※補足:試用中の出力結果(発音カナなど)を公に利用してはいけません。具体的にはSNSに投稿する、Webサイトで表示する、メールで自分以外の人に送る、会社や学校、官公庁での文書などに掲載するなどです。もちろん商用利用はすべて含みます。お試し期間という認識でお願いします。
ハングリンの使い方を図入りでご紹介するページを作りました。
★私どもの作った独自のハングル入力方式です。
気軽に、軽快にハングルが打ててしまいます。
★Microsoftの韓国語IMEが慣れているので
という方も大丈夫。自動で韓国語IMEを呼びます。
※メニューの「オプション」「ハングル入力方法 - Microsoft韓国語IME」をお選びください。
ボタン一つでカナと読みを表すハングルが得られます。
ハングル文がどんな発音変化規則で
どう変わるかF10キーで確認できます!
※ブラウザを起動しますが、外部とのネットを介した通信はしません。ご安心ください。
■最新バージョン: Ver 10.7
公開日 | バージョン | 変更点 |
---|---|---|
2000/12/13 | Ver1.0 | ・初代Hanglinの公開開始 |
… | … | … |
2013/12/06 | Ver3.5 | ・HanglinUCの最終盤の公開開始 |
2014/12/12 | Ver6.0 | ・韓国語の発音規則を組み込みました。 |
2019/9/5 | Ver 10 | ・ハングル入力をもっと便利に Windows10向け、一から作り直しました。 |
2019/10/9 | Ver 10.1 | ・Hanglin Ver6およびHanglinUCで作った単語帳を読み込めるようにしました。 |
2020/1/15 | Ver 10.3 | ・標準フォントをMalgun Gothicに変更 ・ハングルの読みを得る機能を追加 ・細かな改良 ・バグフィックス |
2020/1/28 | Ver 10.5 | ・ハングルの読みを得る機能の改良。 ・単語登録時に、F7を押したとき、読みハングルを備考欄に追加されるようにしました。 |
2020/8/26 | Ver 10.6 | ・ハングルの読みを得る機能の精度大幅向上。 ・多くのPCで画面が大きくなります。(PCの画面の文字サイズ、拡大縮小が125%のとき画面や文字が大きくなるようにしました) |
2020/10/17 | Ver 10.7 | ・ハングルの読みを得る機能の精度向上。 ・ハングル入力PADのバグフィックスと入力可能文字2文字追加。 |
2020/12/23 | Ver 10.8 | ・改良された漢字ハングル変換ツールを組み込みました。 ・「字母と記号」ページのバグ修正 |