2020/8/17
茜PADは、2013年9月に公開開始したタイ語の文章を発音記号とカナに変換するソフトです。あまり宣伝などしなかったのに多くの方に購入して頂き、感謝しております。
開発当時は、フリガナや発音記号の付いていないタイ語教本から正しい発音を知りたい、との思いで1行のタイ語文を対象にしたものを作りました。ただ、最近ではツイッターやfacebookで生のタイ語に触れられるようになり、やはり改行が入っても大丈夫な複数行を扱えるようにしたいと思っていました。
また教本の母音記号表にあるような子音、母音、発音記号の構成の単語はいいのですが、それ以外の特殊なタイプの単語は生のタイ語にはかなり多く、その扱いに茜PADでは困っていました。茜PADでは平屋に増築を繰り返すような形で語彙拡大に対応してきましたが、もっと分かりやすく改良のしやすい構造が必要と感じていました。
そこで2019年の末で茜PADの開発と公開を終了し、新しい複数行対応の「YomiThai(読みタイ)」に開発を移行しました。そして2020年4月に初版を公開できました。
★名前の由来:「タイの空は茜色が似合う」という私のタイ国への印象をソフトの名前にしました。2019年で開発と公開を終了しましたが、後継の「YomiThai」では茜PADのアイコンイメージを踏襲しました。茜PADのご利用ありがとうございました!そして新しいYomiThaiをよろしくお願いいたします!
茜PADの開発とVectorでの公開は終了しましたが、私どものサイトでは最後の茜PAD(Ver4.1)をダウンロードできるようにしております。購入された方で、新しいPCにインストールされたい場合などご利用ください。
こちらです → 旧版ダウンロードページ
また茜PADに興味を持たれた方は、茜PADもYomiThaiもシェアウエアで別フォルダにインストールされ共存可能ですので、両方を試用され、検討してみて下さい。それでも茜PADのご購入希望がありましたらご相談ください。(今井まで)
「茜PAD」を起動すると下の画面が出ます。最初のページが「タイ語発音変換」機能。次のページが「日本語タイ文字変換」機能です。画面はマウスを使って横に拡大可能です。両ページ共通のボタンは以下の4つです。
[最初のページ]・・・タイ語の文章を発音記号とカタカナに変換します。
※上の画像のタイ語の意味:「この辺りに郵便局はありますか?」
※ルールNo 500はプログラムによる判断でなく、特異例ファイルからの読み込みによる発音表記。
[次のページ]・・・ひらがなの日本語を入力するとタイ文字化します
補足1:「ほんだ」(日本の自動車メーカー)など一部の固有名詞は別ファイルに定番表記があり、その表記を呼び出します。呼び出されたものは“$”記号で囲まれています。
補足2:変換された「タイ文字」をcopyして、Google翻訳のタイ語の音声読み上げを使って確認できます。翻訳元だけ重要です。翻訳先は意味はありません。
■最新バージョン: Ver4.1 (2018/2/19)
公開日 | バージョン | 主な変更点 |
---|---|---|
2013/09/30 | Ver0.8 | ベータ版公開開始 |
2014/02/15 | Ver1.0 | 初期のバグ抜きを行い、タイ語の辞書や教本で検証をしました。 |
2014/04/15 | Ver2.0 | 変換エンジンのチェックを行い、ほぼ問題ないことを確認し、シェアウエア化しました。 |
2014/11/26 | Ver3.0 | ・得異例ファイルを35箇所の訂正と加筆しました。 ・プログラムで判断するルールも追加しました。 |
2015/07/16 | Ver4.0 | ・得異例ファイルを24箇所以上の加筆と訂正しました。改良点はこちらを参照のこと。 ・プログラムで判断するルールも2つ追加しました。 |
2018/02/19 | Ver4.1 | ・出力結果の発音記号の中にある音節区切りのアンダーバーを取れるオプションを設けました。 |
2019/12/末 | Ver4.1 | ・茜PADの開発とVectorでの公開をを中止し、タイ語の読みを得るアプリ「YomiThai」(読みタイ)に開発を移行しました。 |