購入方法
このソフトはApp Storeのみで販売しているアプリです。価格は日本円では370円です。Appleの紹介ページは下のApple Storeのリンクから移動可能です。ダウンロードも購入もApp
Storeからになりますが、このリンクから行けます。インストールするデバイス(iPhoneなど)から操作を行って下さい。なお1度購入されるとiPhone用にもiPad用にもダウンロードして使えます。
※バージョンアップがあった場合も、App Storeアプリの中で、アップデートの自動更新を選んでおけば自動で行われます。
対応機種とOSと制約
[対応機種]
a) iPhone
・5S, SE1, SE2, 12 mini
・6, 6 Plus, 6S, 6S Plus, 7, 7 Plus, 8, 8Plus
・X, XS, XR, XS Max
・11, 11 Pro, 11 Pro Max, 12, 12 Pro, 12 Pro Max
b) iPad
・iPad mini3, mini4, mini5
・iPad (5), (6), (7), (8)
・iPad Air (1), (2), (3), (4)
・iPad Pro 9.7 inch, 10.5 inch.
11 inch (1), (2), (3)
12.9 inch (2), (3), (4), (5)
[iOS]
対応OS: iOS Ver12以上
動作確認済み最新Version: iOS 14.6
[iOS]
インターフェース言語: 英語、日本語
[便利機能]
- iPhone片手キーボード
- iPadにおけるiPhoneシミュレーションモード(フローティングキーボードを含む)
[制約]
このソフトはAppleのCustom Keyboardの枠組みの中で作られており、パスワードや口座番号などの個人の重要情報を扱う入力エリアではCustomKeyboardは使えませんので、パクチーも使えません。
特 徴
- 複数文字入力可能な子音と母音キー。
- 子音と母音キーには発音記号が表示されていて便利。
- 子音と母音の画面切替が自動なので便利。
- 声調シフトキーにより声調記号付き母音字の入力が簡単。
- 子音と母音の連結規則がキーレイアウトに表現されている。
- キーに表示される発音は、北部と南部の方言で切替可能。
- Talkモードで、よく使われる27のベトナム語フレーズを利用可能。
- 子音モードで入力できない英文字は内部の英字モードで入力可能。
- アプリ内マニュアルに子音と母音の連結規則や方言の説明があり便利。
■ベトナム文字入力モード(子音画面と母音画面):
[子音画面]
- キーは文字単位でなく音単位です。ワンタップで複数文字入力可能です。
- 子音キーは基本的にアルファベット順に並んでいますが、同じ音の子音を隣接させるように変更しました。
- 子音キーの上に末子音として使われる母音キーが4つあります。押しても画面は切替わりません。
- 子音キーを押すと自動で母音画面に切替わります。
[母音画面]
- 母音画面は、介母音と、単母音と二重母音に分けて配置されています。
- 介母音は頭子音と主母音の間の母音ですので、介母音キーを押しても画面は切替わりません。
- 単母音と二重母音キーは押すと、子音画面に切り替わります。
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子音画面 |
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母音画面 |
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■声調記号付き母音字の入力方法:
[改良前]
Ver1.3までは一度声調記号の付かない母音字を入力エリアに入れた後、声調記号付き母音字に置換する方法でした。この方法だとiCloud上のドキュメントの場合、レスポンスが遅くなる可能がありまいした。
[改良後]
加えたい声調記号キーを押すと、母音画面の21の母音の、声調記号が付くべき位置に声調記号が付きます。ユーザーは21の母音の中から選ぶだけです。入力後は21の母音は全部、声調記号の付かない母音に戻ります。
丁度、英語キーボードで最初の1文字だけ大文字にする時と同じです。その意味で、声調シフトキーと名付けました。なお、5つの声調シフトキーのどれかを押したけど、声調記号付き母音を入力しない場合は、「なし」キーを押して下さい。
[例]
ベトナム語で、ミルクを表す単語にsữa(スーア)があります。この単語は二重母音に、波マークの声調記号タイン ンガーが付きます。その入力例を紹介します。
- 子音画面で頭子音sを入力します。(すると自動で母音画面に切り替わります)
- 母音画面の一番下の5つの声調シフトキーの3番目にタイン ンガーがあるのでこれを押します。(すると、母音画面の21の母音にタイン ンガーが付きます)
- 母音ữaをタップします。すると文字は入力され、声調シフトキーや母音キーはリセットされます。(図はリセット直後です)
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声調シフトキーを押す |
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母音キーを押した直後 |
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■Talkモード(話しかけモード):
[例1]
- ベトナム人が乾杯するときの掛け声になります。南部方言では「モッ、ハイ、バー、ヨー」です。「ヨー・ヨー」と連呼する場合もあるようです。
[例2]
- 同じ東南アジアのタイでもそうですが、ご飯食べた?が挨拶がわりにつかわれますが、ベトナムでものそのようです。
- その他、「美しい!」「可愛い!」「飲んで!」などのフレーズが入っています。
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例1 |
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例2 |
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■iPadでの画面
[子音モード]
- iPadの場合、最下段にベトナムドンを含む7つの記号キーが増えます。
- 子音キーの左上に頭子音の発音記号、右下に末子音の発音記号が表示されてます。
- 子音の頭子音が同じ音の場合、頭子音の発音記号の色を青色とオレンジ色に分けています。頭子音の青色のものは、母音画面の母音が青色のものとセット。オレンジ色のものはオレンジ色とセットになります。
- 最上段に「末子音としての母音」というガイドがあり、4つの母音キーがあります。この4つは2種類の音を取りますが、どの母音字を選ぶかは、母音画面の母音キーの下段の左右に表示されています。例えば単母音oの場合、-i,-uと表示されているのでこれらが末子音になります。
[母音モード]
- 母音キーの配置グループごとに日本語でガイドが表示されます。
- 上段の左端は介母音
- 介母音の右にありスペースの区切りのあるところまで単母音で、介母音とセット。
- 二重母音は3種類ですが、その表記は7種類なので7つの二重母音キーがあります。
- 二重母音の上の3つは末子音のない場合、下の4つは末子音のある場合です。
履歴
公開日 |
バージョン |
変更点 |
2018/3/15 |
Ver1.0 |
グエンキー 初版 公開開始 |
2018/10/10 |
Ver1.3 |
- iPhoneXS, XR, XS Maxの画面解像度に対応しました。
- iOS12で新しくなったiPad上のiPhone互換モードに対応しました。(iPhone4 -> iPhone 8)
- 小さなバグフィックス
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2021/7/1 |
Ver2 |
- 声調記号付き母音字の入力方法を改良しました。今まで入力エリアで文字列置換していたものを声調シフトキーを使ってキーボード内で1文字化するようにしました。
- 子音と母音の連結規則をキーボードレイアウトの中に表現しました。
- よく使われるベトナム語のフレーズを入力できるTalkモードを追加しました。
- iPadのフローティングキーボードに対応しました。
- 新機種に対応しました。
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キーボード設定
アプリをインストールした後、1度だけ以下の設定を行って頂く必要があります。
- iPhoneまたはiPadの設定アイコンから、「一般」「キーボード」「キーボード」で「新しいキーボードの追加」を選びます。そこで「グエンキー」を選んで下さい。
- キーボードメニューの中で「グエンキー」を押し、「フルアクセスを許可」スイッチをオンにします。その際、iOSからあなたの個人情報を開発者に集められる可能性について警告が出されます。私どもでは操作情報などから個人情報を抜き取ることは致しません。この設定はカスタムキーボードでクリック音を鳴らすために必要だからお願いしています。
- グエンキーを今使うキーボードとして選ぶには、標準キーボードの地球アイコンを長押しして、出てきたメニューで「グエンキー」を選んで下さい。出てきたキーボードの地球アイコンをグエンキーが出るまで何度かタップしても切り替えが可能です。
※補足:逐次のタップ音のオンオフ切替は、Home画面にあるグエンキーアイコンをタップして表示される画面で、オプションのクリック音SWをお使い下さい。